オムにっき

オムライスの記録

洋食たいよう

松阪駅に降り立ちました。
本日は、お祭り。
駅を出ればすぐに屋台がずらり。
わくわくしますね。

で、真っ先に『オム焼きそば』なる屋台を見つけてしまう。

へぇ~おむやきそば…
いいじゃん…

幸か不幸か、営業時間前なのでそちらは自粛することに。

ちなみに、お祭りというのは岡寺山継松寺で行われる『初午大祭』。
ここのお寺は厄除けで県内では有名とのこと(最近まで知らなかったけど)
わたくし、今年は厄年に当たっているので厄払いに来たのです。
そこらへんは、サクッと割愛し。

気付けば11時まえ。
そろそろですね。
お腹も空いてますしね…

向かいましたのは『洋食たいよう』
駅からまっすぐ徒歩おおよそ10分ですかね。
赤い看板が目印。
入店しましたら、一番のり。
かどうかはほんとはわからない。というのも、このお店、モーニングもやっているので9:30から営業しているとか。洋食屋さんでは珍しいと思う…

アットホームな店内。テーブルクロスがレトロ可愛いくてキュンとなる。

さてさて、注文を、決めましょう。
ビーフシチューやハンバーグなどの洋食メニューに目移りしつつも第一目的はオムライス!
四種類から選びます。

・たいようオムライス(トマトソース)
・オムライス(ドミグラスソース)
・インディアンオムライス(ピリ辛カレー)
・ホワイトインディアン(インディアン+ホワイトソース)

どれにしようかなーと迷い、
ご一緒した友人は、昨日カレーだったから、とカレー系を避け『たいようオムライス』を注文。

私は昨日もオムライスだったけど(笑)
せっかくなので、友人の選ばなかったカレー系のうち、まだ辛くなさそうな『ホワイトインディアン』を注文。

厨房からの調理の音を聞きながら待ちます。

おまたせしましたー
と、まずはこちら。

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ええ、わかってます。
オムライスではありませんとも。

これは、出来心で注文した『ドミたま』という料理。なんともそそる名前でしょう?

熱々鉄板の上、ドミグラスソースと玉ねぎを絡めて炒めたものに、卵が割られているんです。

Wたま!

どこかの誰かのレビューによりますと、玉ねぎ丸ごと一個使っているとのこと(なんとも曖昧な情報源)

せっかくなので、こちらから先に食べることに。温かいうちにね。

ドミグラスソースの甘さ、玉ねぎの甘さ、そして卵のまろやかさとコクで、優しくも癖になる味。
お好みで、とタバスコが添えられたのですが、なんとなくかけず。
そのままで美味しかったからね。

しかし、のちのち、かけなくてよかったと安堵することに…


半分ほど食べた頃に、オムライスが次々登場。
ドミたま、いったん休憩に入ります。

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『ホワイトインディアン』

いい形!そしてお皿も可愛い。
福神漬けがちゃんと付いている。いいね。
端っこからカレー色のごはんがチラリとのぞいているものの、ホワイトソースはどこかといいますと、中にたっぷりと入っております。

で、お味。
かなりスパイシー!
ふた口目を食べる頃は首の後ろから汗がツツーっと。本当に、ですよ!

レトロ可愛いテーブルクロスなんかに惑わされて、うっかりしてました。これは、本格的な、カレーです!
カレー味のご飯、といえばピラフのようなパサパサしたごはんが多いかと思いますが、これはしっとりしたごはん。そこにホワイトソースまで加わって、ふんわり玉子でくるまれてて。初めての食感。

ホワイトソースが、まだ辛さを幾分か和らげてくれますが、いやあ、辛い。でも、食べる手が止まりません。これは癖になる。
なんて大人なオムライス!

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さて、こちらが『たいようオムライス』

トマト風味の強いソースと、ピリッと辛めのチキンライス。
こちらも、なかなかに、大人な味わい。酸味がいいね!

しかし、交換したりして食べ続けていたら、どちらも辛いので、だんだん口の中がヒリヒリと。
水を飲んでもそうそう消えない。
うわー大変…
帰りの電車の中で口から火はいちゃったらヤバいよね…

あ…
そうだ!
我々には、強い見方がいたのを忘れていました。

そう、残したままの『ドミたま』!

口の中の辛さを、このドミたまが、見事に中和してくれます。必死で完食。

ふー

辛かったけど美味しいオムライスでした。
メニューには、オムライスで以外に、ちゃんとしたカレーもあるので、カレーのみ食べるのも良いかもしれない。
ドミたまを忘れずにね…
(サラダとかでもいいと思います)
ごちそうさまでした!


洋食たいよう(三重県 松阪市