東屋 本店
盛岡に来たからには、挑戦したい!
そう、わんこそば!
わんこ=椀コ、つまりお椀のことだとか。
岩手県山村では宴会時に「そば振る舞い」の習慣があり、そばがのびないように小分けして出していたのがはじまりだとか。
わんこそばは、地域によりスタイルが違うようですが、自分のお椀に、お店の方がおそばをいれてくれ、食べたらまた、追加のおそばを入れてくれるという食べ方のようです。もう食べられないとなった時には、お椀に蓋をして終了。
15杯で盛りそば約一杯分、男性は50~60杯、女性は30~40杯が平均とのこと。
色々と未知数なので、とりあえず、50杯を目指そうかな、と心に決めました。
そんなわけで、盛岡在住の友達に予約をお願いし、夜におじゃましました。
日中は観光がてら、良く歩きましたので、胃袋の空き状態は良好。間食もしてませんからね。
到着です。
さあ、始まります。休憩は出来ませんのでお手洗いは先に済ませましょう。
このお椀の中に、これからお蕎麦が続々と入ってくるのですね。
撮り忘れちゃいましたが、薬味が色々ついてます。
ネギやワサビ等の定番はもちろん、
鶏そぼろ、なめこおろし、ゴマに海苔、とろろと様々。
一杯目はそのまま食べ、それから後は好きな物で味を変えて楽しむとのこと。
薬味以外には、お刺身とお漬け物が付いてます。
エプロンをして、スタート。
最初から、ツユがかかっているそばなので、そのままで、じゅうぶん美味しい。
ツユはあまり飲むとすぐお腹が膨れるので、お椀にたまったら、ここに捨ててください、と大きな樽が机の中心にドーン。
けっこう余裕でぱくぱく食べる。
量が均一かと思いきや、そうでもなく。
すごく少ない一杯があったり、さっきの二倍はありそうな気がする一杯があったり、ばらばらです。薬味は鶏そぼろと、なめこおろしが美味しかったな。
普段は小食なのに、時期によって、ものすごーく食べたくなることがあり、まさにその時期だったため、知らないうちに50超え、70超え…
隣で友達が100を目指していたのもあり、同じペースに乗ってしまったというのもあります。
お腹いっぱいかなぁ、というところで、
「あと10杯で100ですよ」とお店の方に言われ…
急に何かが私の中に入ったかのように、あ、じゃあ10杯ならって、事務的にササッと胃に送り込んじゃいまして…
こうなりました。
まだ行ける気がしたのですが、次の日の観光に影響したらやだな、と思って途中でストップ。
自分でもびっくり、コザクさんもびっくり。
101杯食べちゃいました。
わーお!
あ、デザートもつきます。
これもさっぱりとして、口に嬉しい。
岩手旅行の良い思い出となりました。
ごちそうさまでした!