山猫軒
しばらく間が空いてましたが久々に更新します。
去年の分も、のんびり更新してゆきますので、お暇なときに記事を遡ってみて見てください。
「オムにっき」の記事は日付順に並んでおりますので、最新記事として表示はされないという、ひっそり更新です。
さて、岩手の旅も三日目、最終日は、
盛岡から新幹線で新花巻へ向かいます。
新花巻の駅からタクシーで数分で向かった先には…
“立派な一軒の西洋造りの家がありました。
そして玄関には”
“という札がでていました。”
というわけで、花巻は、そう、
宮沢賢治の生誕の地!
山猫軒とは、宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」に出てくるお店です。
“クリームをよく塗りましたか、
耳にもよく塗りましたか、”
こんな小瓶まで置いてあって面白い。
もちろん、童話の中ではないので、塗らなくて良いし、あれこれ注文をするのは訪問者である私たちですので、ご安心を。
普段はよく混んでるとのことでしたが、季節的なものなのか、すぐに席に座れました。
メニューから選びましたのは、
「石黒農場産ほろほろ鳥のチキンカツ定食」
でごさいます。
ほろほろ鳥ってアフリカのギニア地方原産のキジ科の鳥なんだって。
見たことも食べたことも無いので、せっかくなので食べてみることに!
ドキドキしながら、しそとチーズのはさみ揚げに生まれ変わった、ほろほろ鳥をいただきます!
やわらかくて美味しい!そしてジューシー。
もっと淡白な味かと想像しましたが、くせもなく美味しい。
人生初の、ほろほろ鳥は、おいしかったです。
こちらは、お友達の食べた、
「山猫すいとんセット」
すいとんは岩手の郷土料理なんだって。
私の思っていたすいとんとは、少し違う。
(団子のような物を、昔食べた記憶が)
こちらも美味しそうなので、機会があればすいとんも食べたいな。
おまけ。食後は
「宮沢賢治記念館」へ
鉄道が一部「治」の文字の裏に隠れちゃってる。
風のせいですね。
どっどど どどうど どどうど どどう
猫の事務所の人形も。
その後、ながーーい階段を降りて、
宮沢賢治童話村へも行きました。
宮沢賢治の童話の世界を体感できるという、なかなか面白い展示をしている施設です。
大人も子どもも楽しめると思う。
山猫軒と、両施設では宮沢賢治グッズを期待していたのですが、メジャーどころしか無いというか、せめて銀河鉄道の夜モチーフのブックカバーでも有れば欲しかったなぁというところ。
ちなみに、私は、宮沢賢治作品は「銀河鉄道の夜」等々ほぼ好きだと言えますが、特にお気に入りは
二十六夜、よだかの星、かしわばやしの夜、気のいい火山弾、楢ノ木大学士の野宿、なめとこ山の熊、税務署長の冒険、などです。
春と修羅などの詩も好きです。
さあ、岩手の旅も終わりが近づいてます。
次回で最終回(たぶん)!